
2007・4・8(日) 天気・・・晴れのちくもりでにわか雨ときどき晴れ
スカウ〜セピロク
オラウータン見学付き
2泊3日のプチジャングル体験の次は
旅の中継基地であるセピロク・ネイチャーリゾートへ移動します。
朝の見回り、、、ワン!

なんだか食欲ない、、、ぼく。

ろくなおみやげ物はありません。
しょうがないので、
超アップのテングザルの顔がプリントされた
全くかわいくないというかこわいTシャツ(35リンギ)を購入し、
ビール代(8リンギ×9×税)を精算、カードは当然不可ですよ。
見張り、、、ワン。

「ゆうべはオイラの仲間たちが、吠えかかっちゃってすんませんでしたぁ。」
気さくでお若いスタッフさんたち、、、お世話さま。

バウチャーには、9時半ころセピログに到着、、、ってあったけど、
それってやっぱり絶対無理でしょう。
だって、ここを出たのが8時過ぎだもん。
おとなりのレインフォレストロッジの桟橋、、おしゃれだね。

さあ、これからまた、あのマッサージロードを進むのか、、、。

スカウの桟橋近くでは、アヒルや牛がのんびりと、、。


おじさんは、野鳥を見つけると、「トリ、トリー!」と
必ず車を止めて、写真を撮らせてくれるのです。

が、熱心なトリ好きではない私たち、、、。
せっかくだから撮っても持参のカメラではこれが限界。

すっかり見慣れたプランテーション。

かつては密林だった地。
行きにも思ったけど、、、
人間の開拓精神ってすごいなー、お金のためなら、
本来の自然の姿などぶち壊してもかまわないんだから。

「トリ、トリー!」

とにかく、あちこちで工事中。

いつの日か、これらの舗装工事が完了すれば、
スカウに向かうのも随分と楽になるかもね。
おじさんは、えっ?ってびっくりしたみたいだけど、
私たちから、止めてー!ってお願いして、
サンデーマーケットに立ち寄りました。

デンジャラスだから、お金は持って行くな、と言われたけど、、、。
危険な匂いは全く漂ってはいませんでした。
他の臭いはすごかったけどね。
ここは、地元の人のための本当の市場。
家族総出でわくわくの日曜日を迎えましたーってにおい。



いいねー、親子でお店。

タイやベトナムのように、つきまとってくれもせず、
私たちのことなど無視っていうか宇宙人扱いぎみ。



この暑くてほこりまみれの地で、鮮魚屋さん。

怠けている若者?

暑い、、、ワン。


こんなに並べてどーするの?売り切れないと思うなぁ。



ケイタイ屋にたむろす若者たち。

商売しているんだか、くつろいでいるんだかわからないじいさん。

せっせと働くクレープ屋の男の子。


食堂の看板娘。

くっさーぃ!!

おもちゃ屋で、どれにしようか迷う少年たち。

よろづ屋?

10分ほどで回りきれてしまう、
私たちにとっては、ろくなもんもない市場でしたが、
もともと大の市場好きな私たちにとっては、
ローカル臭を体感できて、少し生き返りましたー。
おじさんが、
さっき男の子が焼いていたクレープを買って待っていてくれました。

デリシャス!でした。

ここを出発したのが9時半くらい。
まだまだ遠いぞ、セピログは。
あれに見えるは、パーム油精製工場。

社長は裕福な暮らしをしているんだろうなー、
さっきすれ違った人々とは違って、、、。
ずーっとでこぼこの一本道を走り、
10時ごろでしょうか、ようやく舗装路となったと同時に、
各車、追い越し合戦が始まりました。
私たちは、シートベルトを装着。
そして、10時半ころ、
左はコタキナバル、右はサンダカンに通じる国道?
と、ぶつかるT字路まで来ました。

検問のようなこともしていて、ちょこっと込み合いぎみ。
ここには食堂などもちらほらあって、
ドライバーたちの道の駅って感じかな。
今度は、おじさんの方から、寄って行くか?
と、いうことで道端の露店見学。

主にフルーツとお菓子、どの店も全く同じ品揃えです。

おじさんは、勝手にスネークフルーツをむいて、、、
これはダメだ、と捨てて、また他のを、、。



特に欲しくもなかったのですが、
スネークフルーツとバナナチップ(各1リンギ)をゲット。
アジアをバイクで流しているとよく見かける露店、、。

でも、こんなにずらーっと並んでいるのは初めてかも。
そういえば、、、
マナドのミナハサの市場で犬の肉を売っていたのを思い出し、
おじさんに質問してみた。
マレーシアではドッグフードを食するのか?と。
そしたら、
ベーリーデリシャス!だそうだ、、、
でも、土・日しか食べる機会はないそうだ、、、
10リンギも出せば、たらふく食べられるそうだ。
もっとたくさんのローカル系の質問もしたかったのだけど、
とにかく、このおじさんの英語はなまりが強烈で聞き取れない。
お互いさまだけどね、、、。
中途半端に英語が通じるっていうのは、
かえってイラつくし会話しようという意欲が無くなるんだなー、、。
いっそのこと、英語も話せないロコとの方が交流しやすい私たちです。
サンダカンへの道を右折し、
家や店もなーんにもない道を2〜3キロ走ったどんづまり、、、
セピロクに着きました。お昼過ぎだったかな。
セピロク・オラウータンリハビリテーションセンターの
手前500歩くらいに今晩宿泊する
セピロク・ネイチャーリゾートがあり、道を挟んで向かい側には、
4〜5軒の安宿もありました。
とにかく、この一角だけ隔離されている雰囲気。
おじさんとはここでお別れです。
5段階評価のアンケートに答えてくれと、、、
ガイドの質や旅の流れ等々に関して。
ドライビングに関してはわざわざ6を付け足して大きく○印、
他は、、、
本当はどれも低い評価を付けたかった、、、
特に”ゾウに会えるかもしれない違う川”に連れて行ってくれなかった件
を根に持っていた私としては。
でも、
にこやかにお別れしたいので、曖昧な日本人してしまいましたー。
大変満足な評価を得たおじさんは、
この調子で今後も適当な仕事を続けていくんだろうなー、、、。
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