私たちの部屋はかなり奥まったところにあるシャレー。
広々としていて清潔感満点。
裏にベランダもありますが景色はいまいち。でも、冷蔵庫や内線電話などもあり快適感満点。
なぜか、灰皿がなかったことがおしい、、。
お昼ご飯を食べにメインビルディングへ向かいます。
私のうしろが19号室、日差しの無いちょっと薄暗い感じの部屋だけど、
1泊だけだからね、、。
5分くらい歩いて、汗だくの到着。
閑散としたレストラン。
例のごとくのビュッフェ式。
スカウよりやや上品ぎみ、かな?
チョロチョロ、、。
コイのエサやり体験。
ここの朝食の残りのパンでした。
不思議な空模様。
「ねえねえ、きみきみ、、。」「なによ!ほっといてー!」
食後のお散歩。
メインビルディング、、一部改装中。
全体図です。
とにかく、ここセピロクは湿度100%って感じで、
車で長距離マッサージしてきたこともあり、
ふたりともくたびれモード。
でも、
2時半からリハビリテーションセンターへ。
保護区内での諸注意が、各国語で書かれていました。
やっぱ、ここはサンダカンの観光には欠かせない所なんだなー。
入場料は30リンギ、パッケージ代に含まれています。
カメラとビデオの持込料は各10リンギ。
ビジターセンターから、5分くらいかな、木の廊下を進みます。
ある意味、スカウよりもジャングル度満点。
ちゃんと自然が守られている感じ。
しかも、湿度120%、、、汗だく。
もうすぐ、もぐもぐタイム、、、おサルも人間もお待ちかね。
始まったー! 行列状態、、、。
「ぼくにもちょーだい!」
「ぼくもー!」
「もうお腹いっぱいだー、ちょっと腹ごなしすっか、、。」
「今から、いいもん見せてあげるよ。」
「ぃえーい!」
「とりゃーっと、、、」
「V字バランス!」
「ねっ、すごいでしょ!」
「そんなに褒められると、照れちゃうなー。」
「オイラのブラキエーションはセピログで一等賞なのさ。」
「あのー、、アッシもそこ通行したいっす、、、」
「なぬっ!?」
「行きまっせー、、、」
「っつついーんっと。」
「ぅお、、、。」
「アッシのバランス感覚はセピログで一等賞でござる。」
「でも、スターはオラウータンだよ。」
「あっ、、もうメシがもうない、、、どうしよう、、」
白いおサルはちょっと食い足りないぎみ?
「ふーっ、、。」
30分くらいでしょうか、見学していたのは、、。
日本でもようやく流行ってきた行動展示の元祖ぎみだし、
なにか、もっとおもしろい発見ができるかも、、、
と、思いつつ、湿度120%だし、、、
子どものころから見慣れたサル山状態に近く、、
もっと間近で、握手くらいしたい趣味の私たちでしたー。
汗を拭きながら、5分弱でリゾートに戻ってきました。
前を歩くのは、、、
このあと、ランカヤンまでごいっしょしたイタリアンラブラブカップル
(おサルたちには興味なし、かつ、ダイバーでもない新婚さん?)
と、
ツワモノガイド(お父さんの代からネイチャーガイドしていると言っていた)
の、リザンくん。
超明確な英語の発音、でも私たちにとっては早口過ぎぎみー。
彼が、案内してくれるナイトウォーク(リゾート内のトレイル)が、
6時過ぎから8時まで(タダ)あり、
もしかしてスローロリスにも?と思い、ぜひ参加したかったのですがー、、、
結局は、
スカウよりヒルが出そうだし、湿度200%に負けて、
パスしてしましまいました。
このことは、旅行から帰っても、ちょっと悔やみぎみでした。
まだ、ナイトウォークのパスを決定していないふたりは、
リゾート内を余裕で探索。
この先がトレイルかな?
部屋に戻り、お昼ね、、、バクスイ。
ここで、特筆しておきたいことは、
ベッドのシーツがとても気持ち良い状態だったことです!
いわいるノリの利いた、さわやかな感じ、、、。
昨夜までのやっつけのベッドに薄っぺらい中古のシーツとは格段の差!
いつまでも、さわさわとしていたかったけど、
せっかくの旅行の最中なので、
夕方のお散歩を開始、、、。
お昼ね後、少し復活したぼく。
部屋の前のこの橋の上だけが、風が通って気持ちいいんです。
そ、そして、、、
復活したぼくが、なんと発見したのです!!
スカウのガイドさんたち以上の目の良さかも、、、。
「あの、高ーい木の上でくつろいでいる、
もしくは、もの思いにふけっているおサルがいる、、、」
とー?
「あの、▽(さんかく)のとこだよー!」「えっ、どこどこー?」
「あの角度は、木にはありえないぞー!」「そうかなー?」
「ほら、いなくなったじゃん!」「あれーー??」
わかってもらえましたかぁ、、、。
持参のデジカメじゃ、これが限界でしたー。
この一件は、写真にすると4枚くらいなのですが、
時間を費やしたのは1時間くらい、
かつ、
今回の旅行で一番、?わくわくした体験でした。
ある意味、オラウータンやおサルにとって、、、
スカウは、
じきに開発(プランテーションや観光に)されて、もうすぐ生命を脅かされるジャングル、
セピロクは、
反省している人間に守られているジャングル、
ということを実感した時間でした。
何が、いいことか正しいことかは、
旅行者であり、あまりエコ派でもない私にはよくわかりませんが、、、
通りすがり気分な人間の自分勝手で、
地球は終わっちゃうのかなー。
ナイトウォークを断念し、
ペタペタ歩き(空気も足元も湿度300%)をし、ディナーへ。
例のごとくのビュッフェ。(7時から突撃。まだ、誰もいない、、。)
みなさん、リザンくんといっしょしている、、とも思えないけどね。
暑さ避けと蚊・ハエ避けのために、ファンの下の席をゲット。
「ぼくは、ポテトフライだけしか欲しくないよー。」
「ぼくの好きな甘いデザート、、、うーん、いまいち。」
でも、なぜか、ごきげんぎみ。
なぜか、、、
旦那さまは復活しています、、、マレー語のお勉強を始めました。
たった一泊のここセピロクで、どうやら元気になったみたいです。
よっぽど、マイナスイオンだらけだったのでしょうか?
私は、、、
持参した焼酎も進まず、、、
夜中の森に響く、鳥や鈴虫の声を聴いて、、、
昨夜までと全く同じことを感じていました。
エアコンの音が、ジャングルサウンドのじゃまをしている、、、、と。
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