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コンサートの出演情報などをお知らせします。

2017年 前期
2016年 後期は こちら

東京室内管弦楽団 大宮公演
1月8日(日)15:00開演 大宮ソニック

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新年早々のオーケストラのコンサートに出演します。チャイコフスキーの交響曲4番などもある本格的なコンサートですが、歌手の夏川りみさんとの共演ステージもあるようです。

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随分と更新が遅くなって見てくださっている皆様には申し訳ない限りです。大学の仕事が忙しい時期でどうしても自分の事が後回しになってしまいます。新年明けて1ヶ月以上過ぎてやっと更新です。
前半はアカデミックにチャイコ4番、オーケストラの醍醐味で演奏していて充実感がありました。後半は、1管編成で私はほぼお休み!夏川りみさんの素敵な声と音楽に聴き入ってしまいました。

アンサンブルコンテスト 静岡県大会 審査員
1月22日(日)清水 マリナートホール

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故郷静岡のアンコン審査です。久しぶりなのでとても楽しみ。マリナートホールは清水駅隣接で先日のトロンボーンアンサンブル・フォーラムの会場のすぐ近く。偶然ですが清水にご縁があります。

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静岡のマリナートホールは清水駅と清水港に面したアクセスの良いホールで、しかもここからの景色が大変美しい!!地区大会で選び抜かれた精鋭グループがしのぎを削る大会となりましたが、プロ顔負けのハイレベルな演奏もありました。地元出身と言う事で審査員を代表して講評を申し上げてきました。
1)「本物の音」をイメージして音づくりする
2)音感の(自身の音がその音場にはまっているかわかる)訓練を積む
3)音の中にニュアンスを込められるようにする
上手な演奏を実現しているアンサンブルはこれらの事が出来ているのだなと感じています。「中学生らしい演奏」というのはコンクールの現場では評価されないものです。早熟が求められる演奏の現場ですが、しかしそれは音楽の醍醐味でもあり、若ければ実現できないというものでもなさそうです。もちろん、時間と努力が必要です。才能があればもっと良いでしょうけれど、そうでなくても歩むべき道は王道以外にはないと感じます。
何年か前、指導学生の卒業論文発表会で、管楽器教育の「基礎力」に関する発表の際に「プロになるのではないのだから、アマチュアで楽しむ為に充分な基礎力でいいのでは?」というような趣旨のご意見が出たのを思い出しました。その時はじめて「アマチュア用の基礎力」という考え方があるのか?と驚きました。その達成度の違いすらあれ、基礎力にプロ用・アマチュア用の区別はないと今でも信じています。

 

山梨県管打楽器ソロコンテスト 実行委員
2月4日(土)5日(日)甲府市総合市民会館 芸術ホール

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吹奏楽指導者協会が主催するソロコンテストの実行委員をしています。審査員として伺った年もありましたが、山梨で指導に関わった生徒、学生が多く客観的な審査をできる自信がありませんでしたので今後は企画運営と指導に徹する事にしました。随分気楽です!思う存分教育・指導に当たれるので嬉しいです。初日に山梨大の大学院の入試と重なり一部聴けませんが、山梨の皆さんの熱い演奏を楽しみにしています。私はそれぞれの楽器がちゃんとメロディを奏することで、楽器を扱う基礎力を獲得し、音楽全体をコントロールしていく、ヴァイオリンやピアノのような学習の仕方が管楽器にも定着しないかな?と思っています。ろくに楽器をコントロールできないうちに合奏に投入してしまう学校現場での仕組みを何とかしたい。

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山梨ではソロコンには2日間に渡って朝から夜まで分刻みのもの凄い数のエントリーがあり、大盛況である事を嬉しく思っています。しかも、近年は演奏スキルに関する情報がほとんどなく、とんでもなく下手な「未開の演奏」はほぼ無くなりました。もちろん、エントリーしていない生徒さん達の状況はまだまだ我々が努力を要する状況ではあると推測できます。学校単位で管楽器教育が区分けされている事による情報格差はなかなか解消しませんが、地元に根ざして素晴らしい情報をご提供下さる演奏家のご努力と成果も感じる事が出来ました。学びたい、上手くなりたいという意欲を持っている子供達に、質の高い情報が届けられるような仕組みを確立しないといけないなと感じています。

 

作曲セミナー Part I 「ゴジラのテーマも現代音楽?!」
2月8日(水) 18:30開講 山梨県立図書館 多目的ホール

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3/4に山梨大学が主催してコラニー文化ホールで開催する「21世紀の音楽創造 山梨ゆかりの作曲家による作品コンサート」をよりディープに楽しんでいただく為の教養講座です。私もコーディネーターとして参画しています。進行役として前に立つかもしれません。「ゴジラのテーマも現代音楽?!」と題して身近にある現代音楽を紹介しながら、現代音楽への思いこみや偏見を払拭していくのがねらいです。「現代音楽は訳分からないから嫌い!!」という方にこそ来て欲しい目からウロコの無料公開講座です。

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予想以上にたくさんの参加者があり、大盛況のうちにまずは1回目が終了しました。山梨大の藤原教授と今年度(H28)の吹奏楽コンクール課題曲IIを作曲した山本雅一さんとの軽妙な掛け合いと分かりやすい解説で、多くの方がほほえみ、頷いていたのが印象的でした。
私の立場であまり偉そうな事は言えないのですが、「現代音楽だから素晴らしい」訳ではありません。反対に駄作に溢れていると言っていいでしょう(怒られそう)。音楽の歴史のなかで発信者と聴衆がずいぶん離れてしまったジャンルのように感じます。現代作曲家のなかには「下々のものには我々の知的で高度な作品の真価は分かるまい!」(デフォルメしていますが)と思っていらっしゃる方もいるのかもしれません。高度の専門知識や能力、教養がなければ価値が分からない音楽が本物の芸術かどうかは誰が判断するのでしょうか?大衆迎合が真の芸術を生まない事もまた真。音楽ファンでも現代音楽は嫌いというケースも少なくありません。しかし数ある現代作品の中には我々の琴線にふれる名曲もあるはず。先入観を捨てて、まずは聴いてみてもらう事が今回の私たちのミッションです。生まれたての音楽の品評会(3/4 15時 コラニー小ホール)で、皆さんに「ああだこうだ」言って欲しいのです。

 

山梨大学 卒業・修了演奏会
2月19日(日) 17:00 開演 甲府市総合市民会館 芸術ホール

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卒業生・修了生の晴れの舞台でもありますが、今年度をもって定年退職されるピアノの酒匂淳教授をフューチャーした第2部と呼んでいる後半ステージにも注目!連弾やブラームスのトリオの他、私も共演させていただいてピアソラのアヴェマリア、別名Tanti anni prima をトロンボーンソロで演奏します。大変良い曲ですが、音が長くて音楽的にとても難しいです。

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卒業生・修了生の皆さんの気迫の演奏とても良かった。成長の跡を感じる事が出来ました。普段つべこべ言っている先生の立場なのに演奏しなければならず、大きなプレッシャーでしたが、まあ何とか出来たかな。ご退職される酒匂先生の演奏にインスパイアされて、「音楽」に没頭できたように思います。オムニバスの演奏会の1曲を演奏するパターンはコンディション作りが難しく、唇の反応や息、気持ちを最初からいい状態にしていくのが大変でした。作品のタイトル「Tanti anni prima」は「むかしむかし・・」という意味。最後に合唱曲「じゃあね」の指揮をさせていただきました。本番の合唱団のテンションがとても良くて、心のこもった演奏になり感激しました。卒業・修了と酒匂先生のご退職をテーマに隠れた名曲が並びました。学生、教員が蔭になり日向になり運営するこの演奏家ですが、今年もスムーズな運営が出来たように思います。

 

作曲セミナー Part II 「作曲の現場から」
2月22日(水) 18:30開講 山梨県立図書館 多目的ホール

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3/4に山梨大学が主催してコラニー文化ホールで開催する「21世紀の音楽創造 山梨ゆかりの作曲家による作品コンサート」をよりディープに楽しんでいただく為の教養講座Part II です。「作曲の現場から」と題して、謎に包まれた作曲現場の様子を紹介しつつ、作品に込められた作曲家の想いを垣間見るのがねらいです。「現代音楽は訳分からないから嫌い!!」という方にこそ来て欲しい目からウロコの無料公開講座です。

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2月8日に続いて2回目の作曲セミナーです。藤原教授と山本氏の絶妙な掛け合いで、楽しく作曲現場の裏側を知る事が出来ました。作曲家を身近に感じる事ができなければ、作品を身近に感じる事はできないと考えています。多くの現代作曲家の方々が浮世離れして、「我々のやっている事は高度な事で一般人には到底分かるまい!」と思っているかもしれません。確かにほとんど分かりません!大いなる自己満足でしょう。まあ、あの世界もなかなか変わらないだろうと思いますが、山梨から発信するこの活動が「現代曲の中にも良い曲があるんだな」と思わせるきっかけになってくれるといいな。

 

21世紀の音楽創造 山梨ゆかりの作曲家による作品コンサート
3月4日(土)コラニー文化ホール 小ホール

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山梨大学を卒業して活躍する作曲家(2016年度吹奏楽コンクール課題曲「スペインの市場にて」の作曲家山本雅一さんも卒業生)や出身の作曲家は意外にも多い。その中から、8名の作曲家の作品を上演するコンサート。作曲者本人も会場にて作曲の経緯などをお話しする予定。いわゆるクラシックの世界では「今」生まれている音楽を愉しむ文化がやや衰退気味。ポップスのそれに比べると歴然とした差があります。それでもベートーベンやブラームスの時代は町の多くの人が新作発表を楽しみにしていたのです。現代の作曲家が何を想い、どんな音を紡ぎ出しているのか?是非聴きにきてください。チケットは1,000円。コラニー文化ホールのプレイガイドでのみ取り扱っています。当日でもOKです。あ、因みに私は藤原嘉文作曲「トロンボーンとピアノの為の 西風の記憶」で出演します。

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藤原教授と氏の薫陶を受けた若手作曲家、そして山梨大学ご出身で現在は岡山大教授の斎藤先生の作品が上演されました。どの作品も優秀なプレーヤーによって演奏されて、作品本来の魅力を感じる事ができる演奏会になったのでは?と思います。ニュアンスをもった音楽である事は、ベートーベンやブラームスと変わりません。少なくともクラシック音楽を理解する人達には共感をもって受け入れられたではないでしょうか。10年後、50年後、100年後に淘汰の網をくぐって残る作品であってほしい。

 

玉川大学非常勤講師 退職
3月31日(土)

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ご報告
大変急なお話ですが、21年間務めた玉川大学の非常勤講師を今年度をもって退職しました。残してきた学生達に大変申し訳ない思いですが、大学との労働条件が折り合わず、大変迷いましたが断腸の想いで退職する事にいたしました。これまでの教え子達が立派に社会で活躍しているのを誇りに思います。急な退職でご迷惑をおかけする学生、教員の皆様に心よりお詫び申し上げます。

 

初期バロック期のトロンボーンの栄華 <勝沼公演>
4月23日(日)15:00 開演 勝沼ハーブ庭園 サロン

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なかなか自分からは動かない私(反省)ですが、初期バロックのトロンボーンの為のオリジナル作品の研究の中で是非音にしてみたいものが出てきて自主公演を敢行します。A.ガブリエリ、G.ガブリエリの頃、ヴェネツィアのサンマルコ寺院でトロンボーン(サクバット)は最初の隆盛を極めました。続く時代、ここで勉強した多くの作曲家がヨーロッパ各地でトロンボーンのためのオリジナル作品を書きました。決して数は多くないものの、今のトロンボーン奏者はあまり取り上げない名作もあるように思います。一昨年から昨年始めにかけて、バロックヴァイオリンの丹沢広樹氏とオルガンの上杉周介氏と共にそれらに光を当てる活動をしてきましたが、今回更にヴァージョンアップして、当時の演奏習慣により忠実にA=466Hzでの演奏を実現します。話すと長くなりますが、当時は楽譜に「ラ」と書いてあると1ポジションで現在のBbの音を演奏していました。前回A=440Hz・・・楽譜の通り演奏したものの一部を当時演奏されていたように(半音高く)演奏します。また、同様に新しいレパートリーも開拓しました。
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更新が遅れて面目ありません。サクバット3公演の初日、勝沼ではチューリップが満開に咲き誇る中、リラックスした素敵な雰囲気でコンサートが出来ました。思った以上にお客様が来てくれて嬉しかったな。古楽コンソートのコンサートには打ってつけの会場です。また企画しようと思います。

 

初期バロック期のトロンボーンの栄華 <八ヶ岳公演>
5月4日(木・祝)14:00 開演 八ヶ岳中央教会

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同プログラムの八ヶ岳公演です。ゴールデンウィーク中ですので、是非ご旅行で雰囲気も一緒に味わいに来てください。教会での演奏会です。
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ナビでも案内されないような隠れた秘密基地のような教会に入りきれないほどのたくさんのお客様にご来場いただいての盛況のコンサートになりました。木の香りのする教会はこの編成には正にホーム!教会に設置されている大オルガンとの共演も果たす事が出来、素晴らしい演奏体験がまたひとつ増えました。

 

大内邦靖サクバットリサイタル
<初期バロック期のテナーサクバットのための独奏的作品をめぐって>
5月6日(土)15:00 開演 Salle de Pavillon d^Or(ビュッフェ・クランポン・ジャパン本社ビル2F)

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これまでのサクバットでの活動の集大成として東京でリサイタルをします。17世紀初頭にテナーサクバットの為に書かれたオリジナル作品の中から、独奏的な要素の強い作品を取り上げます。当時のポジションのシステムにもこだわり、A=466Hzでの演奏です。共演はバロックヴァイオリンの丹沢広樹さんとオルガンの杉本周介さん。今回は特にトロンボーン吹きの方に聴いていただきたいコンサートです。
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研究内容とリンクさせて解説付きで行ったリサイタル。お世話になった大先生方や演奏仲間、教え子などたくさんのお知り合いに来ていただいたのに加え、ネットからもご興味を持って来てくださる方々もいらして、会場はほぼ満員でした。有り難かったです!ヴァイオリンの丹沢さん、オルガンの杉本さん、山梨・長野の公演ではソプラノで共演させていただき、今回もサポートをかって出てくれた原謡子さんに倒れないようにがっちり支えていただいて何とか無事に終える事ができました。思いの丈を音に出来たかな?と思います。珍しく、またやらなきゃな!なんて思っています(笑)ご来場下さった皆様、ご助力下さった関係者の皆様、本当にありがとうございました。

 

コントラポント第24回定期公演 モンテヴェルディ生誕450周年記念演奏会
「コントラポントのヴェスプロ」
5月24日(水)19:15 開演 東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂

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モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」を古楽アンサンブル・コントラポントの一員としてサクバットで出演します。昨年、超満員の公演となり、CDおよびハイレゾ音源配信なども行った話題の公演を今年もモンテヴェルディ生誕450年を記念してもう一度行います。再び参加できることを大変喜んでいます。演奏のクオリティも高く、会場も素晴らしいので是非聴いて欲しい公演です。天上から調和の響きが降ってくる至高の体験です。チケット完売必至です。チラシ画像

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バタバタして更新が遅くなりました!素晴らしい会場でハーモニーの美しさを自身が堪能しました。ヨーロッパおいて教会の残響の多い環境が音楽に大きく影響を与えていたのを実感できます。録音を録っていたようですので、そのうち音源の配信などがあるのでは?詳細が分かっていなくてすみません。分かり次第お知らせします。

 

山梨大学管弦楽団 定期公演
6月11日(日)14:00 開演 コラニー文化ホール 小ホール

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学生オケのお手伝いでステージに上がります。トロンボーンの団員さんが10年以上いないので、今回も私と山梨トロンボーン倶楽部のメンバーがエキストラに入ります。アルルの女の第一、第二組曲から抜粋とフィデリオ、トロンボーンはありませんがベートーベンの1番です。お近くの方は是非ご来場下さい。

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更新が遅れました。学生さん達のオーケストラですが、このところ団員さんが減ってきて大変そう。地方の大学はオーケストラなどに人数が集まらなくなってきて運営に支障が出ているところがあるようです。半年に一度のエキストラで楽しんで参加させていただいていますが、心配でもあります。

 

C.モンテヴェルディ生誕450周年記念
ラ・フォンテヴェルデ × アントネッロ「聖母マリアの夕べの祈り」
6月28日(水)19:00 開演 東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂

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今年は記念イヤーで「聖母マリアの夕べの祈り」通称ヴェスプロ(Vespro)は二回目!!しかも同じ最高の会場です。こちらは、高名なコルネット・リコーダー奏者濱田芳通氏率いる古楽アンサンブル「アントネッロ」と鈴木美登里氏が主催するマドリガーレ・アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」がコラボしてお送りするスペシャルな公演です。魂を感じる熱い表現が聴き所のこちらも必聴公演!!私など古楽の世界では駆け出しですが、最先端のすごい方々と演奏できる事を本当に幸せに感じます。こういう経験を自身の血肉に変えて、いずれは自身の真理探究を進めていきたいな。
チケットのお得情報も追ってお知らせします。チラシ画像
アントネッロでは、9月2日(土)には同じくモンテヴェルディのオペラ「ポッペアの戴冠」(川口リリア)公演も予定されています。もちろん私も出演します。

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あの大聖堂に「満員御礼!チケット完売」で溢れるお客様をお迎えしての公演となりました。ヨーロッパでバスサクバット奏者としてご活躍の栗原洋介さんとも共演できて、新たな刺激をたくさんいただきました。Vespro、名曲だなと改めて感じる演奏会でした。

 

2017年後期(こちら)