ジョニーさんとの待ち合わせは5時。
ホテルのフロントからケイタイに電話(40ペソ)をしたら、
どうやらアクシデントがあったらしく、遅れるそうです。

ひまつぶしに、初日に立ち寄ってしまったコンビニへ、
ドリトスの値段に間違いがなかったか聞き込みに行きました。

これいくらー?と、ひろこさまが日本語で訊ねると、、、
やはり200ペソでした。
ついでに7Dマンゴーは100ペソでした。



ホワイトサンズの夕暮れビーチ、、、のどかです。

おもちゃのようなライフルをぶら下げたガードマンが、
にこやかにぶらぶらしていました。

なぜか、
ジョニーが来たなら〜、伝えて〜よ〜、、、
という曲が私の心に流れていました。

ひろこさま撮影の2枚。
  
空を撮ってみた、、、そうです。



6時ころ、ゴメンナサーイ!とジョニーさん登場。
あれ?フィリピン人はごめんなさいを使わないんじゃなかったっけ?



すでにあたりは真っ暗、
果たしてやりたいことらは決行できるのか、、。

まずは、もう閉店時間の過ぎたアレグレギターへ。
無理でしょ、と諦めていた私たちでした、が、、、
彼は警備員をもーれつにまくしたて、強引に門を開けさせたのです。

トライシクル代(10ペソ×3人分)を支払うひろこさま。


そして、ひろこさまよりワンランク上の1800ペソのウクレレをゲット。
スプルースというカナダだかの板を使用したやつです。
ちなみにひろこさまのは、中国製の板使用。

私は、1万円札で支払うことにした。
店員が電卓を出し、4100のレートで計算し、おつりは2300ペソです、と。
オーケーですよ。

下っ端の女性が、1万円札を両替商でくずして来た。
どーやら4000のレートだったらしい、、、。

ジョニーが吠えた!
激しく熱いスペイン語で、店員にすごい勢いで抗議。
オマエはさっき言った額より少ないおつりを渡す気かー、
こんなことじゃ、もうお客さんは連れて来れないじゃないかー!!

しかし、店員も譲らない、、、いやーな雰囲気。

時間もないし、しょうがないので、
私はまたもやガツンと言えない日本人になった。
いいですよ、、、。

100ペソの差でも妥協しようとしなかったジョニーさんを尊敬しましたー。



お次は、ジョニーさんオススメのヤミ両替商へ。

大胆な金額を両替するひろこさま。



今度はジプニーに乗ってカイザノマクタンへ。


降りる時、ひろこさまが50ペソ札を出したら、
おつりが20ペソかと思ったら、14ペソ。

再び、ジョニーが軽く吠えた!
でも、距離が長かった分、ひとり12ペソだった、
ということで、丸く収まる。
ちなみに、料金表もちゃんとありました。



まずは地下のスーパーで食料品等をお買い物。

もっとじっくり回りたかったけど、、、
ジョニーさんにとっては、ここもやはり見慣れたつまらない所なので、さっさかモード。

ネギのごとくギターをしょっている私です。

次は上の階で、Tシャツを、、、
と思ったら時間切れ、閉店です。

今日の前半は、かなりダラダラと流れる時間を過ごしましたが、
後半はあっという間の中身の詰まった楽しい時間でした。



ジョニーさんオススメの普通においしいしゃぶしゃぶ屋で閉めることになりました。



再びジプニーで移動。
このとき乗ったポケモンジプニーの写真が残せなかったのが無念です。

なんと、幼稚園生くらいの男の子が車掌さん(お金の集金)をしていたのです。
運転するお父さんのダッシュボードにはポケモングッズやミニカーがいっぱい。
当然、ボディーのペイントもエセポケモンがいっぱいでした。
しかも想定外の、センスの良い丁寧な塗装でした。

親の手伝いをしがてら、
算数のお勉強かつ運転のデタラメ系マナーの習得をする幼児、、、。

感激したー!



韓国系のしゃぶしゃぶ屋さんで、マブハイ!


ここでも、ジョニーさんは熱いフィリピン語で軽く交渉してくれました。
3人だけど、ふたり分のセットにしろ、と。

確かに食べきれないくらいの量で、大正解でした。

豚肉や練り物・葉物や根菜類など、
普通においしかったのですが、ジョニーさんといろいろな話をしながらだったので、
かなりおいしくいただけました。



今日、ジョニーさんはJRさんのガイドとしてアイランドツアーに行っていたそうです。

えーーっ、あの強風の中、目的地まで行けたのー?

大丈夫よー、うちのボートは大型で、ちゃんとバンダノン島に行って、、、
白砂キレイな島よ、、、バーベキュー、おいしかったよー!

でも、新婚の奥さんが船酔いで、、、倒れちゃって運んだりしていたから、、、
遅くなってしまいました、、ゴメンナサイ。

エッ、オランゴ島、、、あんな所にうちらは絶対に連れて行かないよー。

私はしばし、、、うじうじ感がよみがえりました。



しかも、消えたペソの話をしたら、
間違いなくやられたんだよーって、、、。
フィリピン人はそういうところがダメなんだよー、、、って。

忘れよう、、、。



途中、かなり笑えたことがありました。

ジョニーさんが、なんかひと味足りないなー、、、と言い出し、
いきなり、「スミマセーン、キッコウマンくださーい!」と叫んだ。

おかしくないですかぁ?
なぜ、フィリピン語でもなく英語でもなく日本語がとっさに出てくるでしょう。

どうやら彼は、大阪で日本語をマスターしたらしい。
だから、完璧な関西弁のフィリピン人。
スペインの熱い血も流れているそうな、、、。



そんな彼が言うには、フィリピン人はやはり謝らないそうな。
あと、みんな短い距離でも歩かないですぐに乗り物を利用するって。
そういうところがダメなんだよー、、、自分は違う、と。



その他の話も、熱く語る語る、、、。

ジョニーさんは、身なりもきちっとしていて、
話の内容から察すると、かなりインテリ。



関係ないけど、、、
ひろこさまと同じくバツイチだってー。
でも、ひろこさまの元旦那と違って、
責任感もあり、かなり稼いでいる様子。

それなのに、100ペソにもこだわる関西系吠えるガイドさん。
本当にすごい、、、
語学・政治経済・サービス業、、とすべてに精通ぎみなジョニーさんです。



そういえば、、、
ジョニーさんが言うには、ひろこさまはスパニッシュ系に見えるってー!
その背の高さや髪の感じや顔かたちからして。
ひろこさまは、、、そーかなぁ?
あたしー、欧米人と並んだら、絶対に超日本人だよー。

たしかに、ひろこさまのデカさは日本人離れしている。
ふたりで話すとき、私はいつも見上げているもんなぁ、、、。



あと、、、私的に、えーーっ!とびっくりし、しもーたぁーと思ったのが、、、
マハール!です。

山田家には、アジア各国に旅行に行くとき、、、
お買い物する際の値切り交渉のために、
必ず覚えていく言葉がありあます。

たとえば、
ベトナムだとマック・クワッ!(高っ!)や、アイン・ボッティ〜!(おまけして〜!)
タイだと、ペーンパイサムラップ・チャンロットダイマイ!
(それは私には高過ぎます、もう少しまけて下さい!)
といった感じ。

10年前にボラカイ島やタガイタイに行ったときにも多用しました。
そのとき、売り子の娘たちに、やたら笑われていた旦那さま、、、。
理由が解りました。

高ーい!のつもりで使っていたマハール!

それは、、、あなたを愛していまーす!
という発音だと、、、ジョニーさん。

高い!はマハルッ!!だそうです。

しくじっていたーー!!



この他にも、たくさんの耳寄りな情報やためになる話を聞いていたら、
あっという間にほどよい時間となりました。

チップも入れて1200ペソが、日本と比べて、
マハルッ!かそうでなかったかわかりませんが、
とにかくとても楽しいディナータイムでした。


ちなみにその間、、、他に客はひとっこひとり現れず、
途中でガス欠はするわ、、、
サンミゲルも追加をしたら、無いです、、、といった店でした。



帰りは、ジプニーだと人の乗り降りで時間がかかりそうだったので、
タクシーにしようかとも思ったけど、、、やはりジプニーを選択。

思わずスイスイとホワイトサンズに帰還。

ジョニーさんにギャラと帰りの足代を受け取ってもらい、
次回、ここに来るときはこちらから声をかけ、
責任を持って面倒をみてもらう、という約束をしてサイナラしました。



実に、本日後半は盛り返したなー、、、
と、歯を磨きながらNツアー代表としては安堵し、
3泊4日の日程の最後として手配しておいたスパの迎えを待つ、、、。

ひろこさまもご満悦のようだ、、、。



約束の10時半前にフロントへ、、、すでにドライバーが待っていました。

今回の旅で、ひろこさまが感心なされていたことのひとつに、、、
なんで、あたしたち、いつも10分前行動しているのに、
たぶんそれよりずっと前からちゃんと来ているのー?
アジアの感覚とは思えない、、、、と。

日本人のショップで雇われているから、
そのあたりはきちんと指導されているんでしょう、と私。

しかし、、、
日本人のショップだからといって安心しきってもいけない、、、
ということも勉強した今日でしたぁぁぁ。



ファウンテンアロマのオーナーのまりこさんとは、
こちらに来てから数回、電話でお話した。

メールでは、夜8時からの予約をしていたのですが、
流れにより時間を遅らせたい、と伝えたところ、
では、店の方から部屋にちょくちょく電話を入れますので、
気にせずゆっくり遊んでくださいね、とありがたいお言葉。

それじゃ申し訳ないので、夕方、ジョニーさんのケイタイを借りて、
ホテルに迎えに来てもらう時間のめどがついたら、
ジョニーさんのケイタイで店に連絡する、、、
という段取りにしておきました。

ジョニーさんのケイタイ大活躍。
次回はグローバルケイタイも持参したいなぁ。



店は、マリバゴ交差点のすぐ近くにあり、ホテルからも5分で到着。

親切な対応にお礼を言いたかったが、
まりこさんは、もう自宅に帰ったとのこと。

私はさらりとシャワーを浴びたかったので、
ひろこさまには5分間、お待ちいただくことにして、
一階へ降りた。

取って付けられたようなサウナルームがありました。


ゴージャスではないシャワースペースです。


ここは、、、多分、雑居ビルだったのを、
オーナーが買うか借りるなりして改装したのかなって感じ。
だってー、、、
受付は2階、シャワールームは1階、マッサー処は3階で、
移動はすべて外階段なのです。
変なかっこう(シャワーの後にこれを着ろ、みたいに渡された短パンとTシャツ、しかもボロボロぎみ)
で、外階段ってのは、ちょっと恥ずかしかったです。
まあ、夜中だったし、私は昔のギャルなのでたいして気にならなかったけどね。



そんなことよりも、特筆すべき謎がありました。

ふたりとも、
9月・10月の特別パッケージ!
アロマボディーマッサージ70分+「頭皮マッサージ」15分で、
通常1100ペソがなんと1000ペソ!

を、選択しました。

癒しのBGMのせいか、マッサーが上手だったのか、、、
アイランドツアーの疲れからか、、、
途中から、ふたりともネムネムになりました。

マッサージをしながら、他愛ない話をしているなー、、、ネムネム。

しかし、ベッドの下のふたりの貴重品は死守しなければー、、、
と、私はがんばった。

ちなみに、あるだろうと思ったロッカーはありませんでした。

最後の最後にホテルの部屋で、またもやの盗難に遭いたくないよ、
と、ひろこさまがおっしゃった。
警備員もぶらぶらしているし、大丈夫でしょ、とは思ったけど、
だからといって安心しきれない、、、ので、
パスポートも含め全財産を持ってきていたのです。
(この旅では、ホテルフロントのセイフティーボックスは面倒なので利用しなかった。)

し、しかーし、、、一瞬、沈没してしまったぁ、、、。

が、Nツアーとして、またもやのアクシデントを起こしたら、
父上の刀でバッサリ切腹させられるーー!

と、急上昇した。

なんだか、さっきと違って、マッサージをしながらこそこそ話をしているなー!

えっ、、、
彼女たちの会話は私にはこんな風に聞き取れた。

「この人たち寝ちゃってるわよ、、、じゃあ面倒くさいから頭皮マッサージはパスしちゃいましょ!」

閉店時間にも近く、BGMもブツっと切り、、、

オワリマシタヨー、、、と優しく語りかけるでもなく、服を着ろ、、、と。

はぁ〜ん??

ねえねえ、ひろこさまー、頭皮してもらったー?

わかーんない、、、寝ちゃったしー、、、。

彼女にとって、頭皮はたいした問題じゃないのです。
だって、背丈と同様に髪の毛もフサフサ。
でも、私の髪の毛は少ないぎみなんですー!
少しでも髪の毛にいいことしたいんです、、。

私は検証しました、、、
シャワーを浴びたとき、少なめの髪の毛をクリップで留めた、、、
そして、そのままマッサータイム、、、ウトウトタイム。
服を着る前に確認したら、髪にはクリップが、、、
私が留めたままの状態であったー。

頭皮マッサージなるものが、どんなもんだかは知らない、、、。

でも、間違いなく、日本人が仕切る店でやられたー!
と推測した。

ジョニーさんが言っていたとうり、、、
そのへんがフィリピン人ダメなんだよー、、、の体験学習だった。

でも、、、時間的には、計1時間半弱だった。

もしかしたら、、、
頭皮マッサージは目が覚めるほど痛いので、
彼女たちとしてはかわいそうに思って、その分、ボディーしてくれたのかも知れない。

謎です。

そそくさと笑顔でお見送りされた、、、。

おっとー、セブポット持参でもらえるグッズを要求するのをまたもや忘れたー、、、
まあ、いいや。



真夜中の帰還。
警備員に部屋番号を言ってゲートを通らせてもらう。

ここは、いちいち部屋番号を言わないと入れない。
庭を散歩しているときも警備員にルームナンバーは?
と問われるのです。

警備が厳重っちゃ厳重だけど、、、
お客の顔くらい覚えてもらいたいな。
そのへんが、リゾートとしてはスマートさに欠ける。



ひろこさまは、さりげなくテキパキと荷物をまとめはじめ、、、
私は、チンタラモードで、写真を撮ったり、、、。



左がひろこさまのおしゃれぎみなウクレレ。

右がワンランク上の私のウクレレ、、、ちゃんと、
Mactan Sebu Philippinesというダサーいシールが張ってあるよー。


モン太たちへのおみやげ。

チビザルくんたちと仲良しになれるかなー?


スーパーで、私としてはめずらしくこんなにいっぱいお買い物。

交友関係の広いひろこさまは、
この3倍くらいの料を、あげる宛も曖昧に購入。

ジョニーさんオススメの青パパイヤ石鹸なんかは30個も、、、
私は思い出用に1個だけ。


お料理好きの友だちにと、シニガンスープの素4種、
それに、調理の最後に入れるとなんでもおいしくなる、
とジョニーさんが言う魔法のスパイス(コンソメだと思う)もゲット。

家で試してみたら、、、
エビ用シニガンスープは超スッパ過ぎ、、、牛用はけっこうおいしかった。
魔法のスパイスの出来は謎ぎみ、、。


次回も購入しようかな、と思ったのが、
お茶といっしょだとおいしいよーと、ジョニーさんオススメのOtap

ホームパイみたいなやつ、、、小さいのに600円くらいもした。
でも、不二家のとは違って、機械で輪切り大量生産ではなく、
手作り感満点で甘すぎもせず、かなり私好みだった。


ちなみに、7Dマンゴーは、例のコンビニの半値以下でしたー。
多分、ラム酒やオメガもね。



ひろこさまが安らかにおやすみになってから1時間後くらいに、
ようやく荷造り完了。

あれ、今夜はカラオケしていない、、、静か。

風も吹いていない、、、でも暑くもないし、蚊の気配もない。

星もよく見えるなぁ、、、、。

ラム酒もちょうど底をついたことだし、ネムネムしよう。




トップページへ       To HOME       次のページへ