REPORT “トロンボーンアンサンブルの楽しみ in 富士” 2006年1月9日(月・祝)10:00〜16:00 |
トロンボーンを愛する方々が気軽に集まって
トロンボーン・アンサンブルを楽しんでしまおうという企画!
正月早々、成人の日(1/9)にもかかわらず、
東は川崎、八王子、西は焼津、浜松からの参加者もあり、
私(大内)と妻(井口)を含め15人のトロンボーン吹きが集結。
盛大で有意義な会となりました。
富士山の麓、富士市は私と妻の故郷。 会場のロゼシアターからも、壮麗な富士山が望めます。 左写真は、八王子からご夫婦でご参加の T.I.さんからご提供いただきました。遠路ご苦労様でした。東名、足柄付近からの富士山。 数日前まで、この時期にしてはめずらしく、殆ど雪が積もっていませんでした。 |
今回は、静岡県内はもとより、県外からも超強者ばかりのご参加!予想外にハイレベルなアンサンブル大会! カルテットをダブって演奏したり、最大12重奏までを試演。バッハのパッサカリアやチェイスのロンド、エワイゼンの12重奏などの難曲も、初見+αで形になってしまいます! (T.I. さんご提供の写真) |
全参加者で記念撮影! 一歳半のお子さまを連れてご夫婦でご参加いただいた S.I. さんからご提供の写真。途中奥様は、お子さんをおんぶしての演奏!背中でおとなしくしているお子さんにも驚愕ですが、なんといっても“母の強さ”に脱帽!我が家にも5歳の娘がおりますので、共感&尊敬。今回、私達を含め、3組のトロンボーン吹きのご夫婦が参加。 トロンボーン3本とテューバをもってご参加の T氏のお姿も・・・持っているってだけじゃないところがスゴイ!恐れ入りました。 |
私も入れてもらってもう一枚。 ほんとに楽しく有意義な時間が、あっという間に過ぎてしまいました。 是非またやりたい企画です。 特に、プロのプレーヤーが住むことの難しい地域においては、社会人愛好家の方々の持つ技術的ノウハウや情報が、学生さんの世代にうまく伝播することが、地域全体の文化レベルを上げることに非常に重要だと考えています。 |
吹奏楽のコンクールなどで、音楽で競争することが当たり前になってしまった今では、優秀な指導者の先生がいらっしゃる学校の生徒さんだけが上手になって、それ以外の生徒さんは「原始時代」・・・なんてことも起こり得るわけで、指導者が変わればその学校の質も変わることを見て分かるように、私は、およそ、若い世代の演奏能力や文化レベルの差異は彼らの才能ではなく、情報の質や量にあると思っています。 インターネットなどを駆使すれば、様々な情報を手に入れられる時代になりましたが、情報を持たない子供達が意欲を持ってコンピュータのまえに座るまでには、少々の後押しが必要でしょうし、また、ネット上で得られる情報は、音楽の場合は特に、生の情報には到底及びません。 本当に楽しかった今回の企画ですが、今後何度も、そしていろいろな場所でできたらいいなぁと考えています。縦、横のネットワークが大きな波となって、日本全体のトロンボーン吹きの質が向上し、そこから更に日本全体の文化水準向上につながっていく・・・・そんなとんでもなく大それた事を考えています。 私の知らない地域でも、このような企画を立ち上げてくださる方がいらしたらお声をかけてください。是非、協力させていただきます。 |
(2006.1.15. 大内邦靖) |
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